手斧の柄

 薪ストーブ用端材は、木質系プレハブ メーカーの端材ですので、柱、数㎝もの厚みの板などがあり、その様な材は、ストーブに入れる前に、手斧で割っています。

 節のある柱などを割ると、かなりの力が掛かりますので、柄が壊れてしまいました。代わりの柄をすげ替えようと、HCなどを探しましましたが、手斧の柄はありませんでしたので、昨冬、採っておいた「山グミ」を使うことにしました。
 ただ、この枝は、金槌や木槌の為に切っておいたものなので、手斧用になるほど太いものがありません。
一番太いもので作りましたが、やはり高さが足りませんでしたので、樫の木でクサビ状の物を作り、補助に使いました。
 これで、なんとか使えるといいのですが・・・・・・・。

 ・ 折れた、手斧の柄と、グミの木
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 ・ バイスで固定して、鉋で削っています。仕上は木工ヤスリでしました。見本が有るので、簡単でした。
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 ・ 出来上がりです、抜けないように、鉄のクサビも打っておきました。
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by yamauchi-bizen | 2010-01-24 11:59 | その他 | Comments(7)
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2010-01-24 13:19 x
手斧の柄が、イカれましたか?お手製の柄で、中々見栄えが渋いですネ。何でも出来る、山内工房には畏れ入ります。私はやはりHCで買った、プラスティック柄の安物オッキス?(ax はオックスですよね!)を使っていますが、未だ柄は健在です。
Commented by okadasakura at 2010-01-24 17:23 x
手斧。大変よく切れる斧。手製の柄も立派ですが、当方、斧自体に関心あり。産地は何処ですか。砥ぎは、ハンド砥石ですか。
Commented by 足柄山のきこり at 2010-01-25 07:52 x
すばらしい手斧ですなあ。木が簡単に割れそう。
佐伯泰英の小説に、手斧を投げるヒーローの侍が出てきます。関係ないか。(笑)
Commented by アーネスト at 2010-01-25 10:32 x
 薪割りをして不便を感じるのは、斧の柄が滑りやすいことと、刃の部分が抜けることです、市販の規格品よりも自分の手に馴染んだ柄の方がいいですね。 刃物類はボクも子供の頃から好きで、ポケットに小刀をしのばせていました。懐かしさもあって骨董屋を覗いてみると日本刀はさておき槍は刃の部分が無くても捧の部分で美術的価値が決まるそうで・・
Commented by yamauchi-bizen at 2010-01-25 12:07 x
茶碗屋さん、Ax はアックスでしょう。 手斧はガンガン使うので、柄の部分が割れてしまいました。

okadasakuraさん、ホームセンターで買ったので、産地は判りません。鋭くなくてもいいので、研ぐには電動砥石です。

足柄山さん、良く割れますよ。しかし、柄を探しに、HCを2軒、廻りましたが、手斧自体売っていませんでした。最近は、手斧などは売れないのでしょう。

アーネストさん、我々が子供の頃は、皆、ポケットにナイフ(いわゆる肥後の守)を持っていましたね。
槍の棒だけでも美術的価値があるのですか、知りませんでした。太刀の拵(こしらえ)みたいですね。
Commented by アーネスト2 at 2010-01-25 18:40 x
 手斧で思い出すのは、クウェートに侵攻したイラク軍を(湾岸戦争で)米軍が攻撃した巡航ミサイルの名がトマホーク(インディアンの狩猟用手斧)でした。 パトリオットというミサイルもありましたが「愛国者」という意味でした。テポドンの意味は?血なまぐさい話ですので止めます
Commented by yamauchi-bizen at 2010-01-26 09:49 x
アーネストさん、トマホーク!懐かしいですね。 西部劇大好きだった(中、高時代)ので、トマホーク、派手な羽根飾り、独特のパイプタバコの廻しのみなどを思い出します。「インディアン、うそつかない」という言葉も・・・。
テポドンは調べて見ると、アメリカがつけたコードネームで、発見された地名・大浦洞(テポドン)によるそうで、北朝鮮での正式名は「白頭山」だそうです。
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