うなぎ裂包丁(関東型)

 釣ったうなぎを捌くのに、切出し風のナイフをを使っていましたが、イマイチうまく行きません。
 専用のうなぎ裂包丁が欲しいと思っていましたが、うなぎ裂きはプロが使う包丁なので、高価で買えませんでした。

 先日、サイトで噴霧器を探していると、e-農具と言う、農業関係のウェッブショップに、安いうなぎ裂きを売っているではありませんか!
なぜ、この様に安いのかと、商標の「おけや」で検索すると、分かりました、三木市の、藤原小刀製作所という所が作っていたのです。

 包丁など刃物の産地は、堺、関が有名で、三木は同じ刃物でも大工道具の産地で、三木で包丁を作ってもプロは使いません。
藤原小刀製作所のサイトをを見ると、接木小刀、細工包丁、カービングナイフなど変わったものばかりを作っています。たぶん3代目の保彦氏が一人で作っていると思われます。

 私は普及品の135㎜、3,300円也を手に入れましたが、とても上手くうなぎが捌け、さすがは、プロの道具だと思いました。

 ・ 買った、東京型鰻裂き 磨き仕上 135mm 販売価格 ¥3,300(消費税込)
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 ・ 先日釣った、うなぎです、70㎝を越す大物ですが、難なく捌けました。
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by yamauchi-bizen | 2011-06-29 16:00 | ウナギ | Comments(6)
Commented by okadasakura at 2011-06-29 17:49 x
道具のスバラシイもの。当方もワクワク。ウナギ捌きは必要ありませんが、当方に関係するもの、その製作所のサイトを見学します。
Commented by アーネスト at 2011-06-30 07:18 x
魚屋のおじさんがウナギを捌くのを見ました。頭を錐で刺しておいて、鰓から尻尾に向けて切り開く、その折、拍動している心臓を取出し、飲み込んでいた魚屋のおじさんを思い出しました。元気になると信じていた魚屋のおじさんは年を取って肝臓を患いました。
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2011-06-30 08:58 x
早くも各地で猛暑日です。こんなに暑い時は、やっぱり「鰻」ですよね!念願の包丁を手に入れられ、きっと捌き調理も鼻唄交じりでしょう。ホームメイド蒲焼の出来る、やきもんやさんが全く羨ましいです。密かに大物もがっちり「ゲット」されていますね。過日の初物は育成中ですか?
Commented by yamauchi-bizen at 2011-06-30 10:39 x
okadasakuraさんは藤原小刀製作所の製品に興味があるのですか!

アーネストさん、うなぎのキモ(心臓)は目にいいと言われていますが、私は生では食べません。

茶碗屋さん、写真の大ウナギは針のかかり所が悪かったのか、持って帰ると弱っていましたので捌いて、冷凍保存です。貯鰻風呂桶はただ今4匹。
Commented by 足柄山のアオダイショウ at 2011-07-01 06:13 x
物にこだわる山内さんらしい。いいねたで、見ていて楽しい。それにしても大物ですね。感心いたします。
2日前は、足柄山の自宅の室温が、32度。真夏並みの暑さでした。ぐったり。でも、ビールが美味しかった。
γGTPが高い。しかし、お酒がやめられない。(笑)
Commented by yamauchi-bizen at 2011-07-01 11:22
足柄山さん、この大ウナギは釣り上げて、クーラーボックスに入れようとすると、暴れて4号のハリスが切れ、危うく逃げられるところでした。お身体(肝臓)にはお気を付け下さい。
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