緋襷三足花器

 昨年11月のブログに投稿した、三足花器を友人の窖窯で焼成して貰いました。

やや温度が高かった様ですが、感じいい焼き上がりでしたので、アップします。但し、「三足花器を作る」 にアップした写真の物とは異なり、小ぶりな作品です。


緋襷三足花器_c0081499_14163115.jpg

by yamauchi-bizen | 2008-01-14 13:56 | 陶芸 | Comments(11)
Commented by okadasakura at 2008-01-14 17:20 x
実に見事。三足、見方によっては、二足。暖かい肉体にも、見えます。
色々、想像を掻き立てるのが、芸術の役割、と理解します。祈る、益々のご精進。
Commented by ishidenen at 2008-01-14 20:51
味わい深い宇和島名産の「皮ちくわ」を思い出してしまいました。
少し不謹慎ですが、そのちくわを食べた時の感動が今この写真を見て蘇りました。お許しください。

余談ですがその皮ちくわは、最高級のちくわの原料となる「エソ」の皮だけを集めてちくわにしたもので、薄く切って、わさび醤油などで頂きます。
酒のツマミとしては最高ですよ。
Commented by アーネスト at 2008-01-14 21:23 x
 三足花器の写真の印象を言わせて頂きますと、私もokadasakuraさんの連想とちょっと似ていますが、下着を付けた肉付きの良いトルソーといった感じです・・・実物を見たいものです 
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2008-01-14 23:20 x
上手く焼けて良かったですね。降灰が少なそうに見えますが、焼き位置は火奥ですか?薪焚きの窯は年に数回なので、お互いに助け合うわけですね。協同窯の伝統でしょうか?美濃では残念ながら、作品の相互乗り入れは殆どありません。
Commented by yamauchi-bizen at 2008-01-15 10:16 x
okadasakuraさん、もっと上から写せば三足に見えたのですが、ホントにこれでは二足ですね。

Ishiden亭主殿、エソの皮だけ集めたチクワですか!妙なものをご存知なのですね。宇和島の特産品なのですか。

アーネストさん、実物は20㎝ほどの小さい物なんです。三足なので肉感的ではありません。

茶碗屋さん、緋襷なので匣鉢(サヤ)に入れて、火前で焼きました。窯焚きは最後の横焚きには4名ほど人数が必用なので、助け合います。



Commented by nisimitu629 at 2008-01-15 20:06
うまく形容できませんが、とにかく独特のフォルムと備前焼の風合いとで印象強い作品だなと実物と今回の写真とで改めて思いました。
Commented by yamauchi-bizen at 2008-01-16 19:54 x
ファーム人さんは実物を見て貰いましたね。 ブログネタにアップしましたが、それほどの品では有りません。(私は気に入っていますが)
Commented by 足柄山の仙人 at 2008-01-17 10:48 x
「窖窯で焼成して貰いました。」山内さんは自分の窯があるのに、他の人の窯で焼くことがあるのですね。不思議です。
Commented by yamauchi-bizen at 2008-01-17 13:08 x
足柄山さん、窖窯は大きいので作品をいっぱい作らなくては焼けません。半年以上かかります。 テストや、急ぐ作品は焼いて貰うこと事があります。
Commented by ceramistbamboo at 2008-01-17 20:46
形も面白いし、ヒダスキがきれいですね。
やはり上手く縮むように、シャモットをひいて焼くんですよね?
Commented by yamauchi-bizen at 2008-01-18 09:52
Bambooさん、褒めていただき有り難うごございます。シャモットではなくて、珪砂(備前では銀砂と呼んでいます)を使います。
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