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篩(フルイ)

 私は粘土を作るとき、砕いた原土を水に溶かして、パワーミキサーで攪拌して泥漿にし、篩を通しています。

 その篩はステンレス網を張った特製で、深さも16㎝もあります。網目も1㎜、2㎜、3㎜と3種類あり、粘土によって使い分けていますが、一番よく使う2㎜目の篩が壊れました。

 15年ほど前に作ってもらった篩ですが、岡山市磨屋町にあった店は10年位前に廃業しています。岡山市などの金網屋さん、建材店などに問い合わせましたが、どこも出来ないとのことです。

 以前、行ったことのある瀬戸市の陶芸材料店「村上金物」に問い合わせると、出来るとの事なので、壊れた篩を送って、修理か、新調を依頼しました。
約、1週間で新品が届きましたが、この様な手作り製品を作る所や人がいなくなるのは心配です。
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       ・新調した篩(径34㎝×高16㎝)
by yamauchi-bizen | 2007-10-30 11:59 | 陶芸 | Comments(8)

粘土練り

 今日は粘土を土練機で混練して窖窯で使う小物用粘土を作りました。
私は原土を湿式篩方とでもいう方法で粘土にして、作る物や焼成法に合わせて数種類の粘土を作り、使い分けています。

 初窯(窖窯)では、粘土の鉄分がやや多すぎた様なので、鉄分の少ない原土をベースに作り直しました。

 1回の粘土練りで300㎏前後の粘土が出来、一窯で5,6回の粘土練りをしますので、一窯分の粘土は1,500㎏~1,800㎏という事になります。
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   ・混連の場合は、粘土を3回、土練機を通します。
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   ・出来上がった粘土は二つに折りまげて、四角っぽくしてビニールで包み保管します。
by yamauchi-bizen | 2007-10-26 19:35 | 陶芸 | Comments(7)

備前焼まつり

 恒例の「備前焼まつり」が、20日21日の二日間、JR伊部駅前付近で開かれました。

 私は当番で、今日(21日)午後、伝統産業会館3Fの売場に行きました。少し、早めに行って友人の店や、テント売場の辺りを見てきました。
 天気が良かったので大勢の人が来ていましたが、昨日(土曜日)の方がもっと多かったそうです。
備前焼だけではなくて骨董、ブドウ、雑貨などを売る店、タコ焼、ラーメン、焼ソバなどの屋台も沢山出ていました。

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    ・伝産会館3階から駅前を見たところです。駅前大通りが歩行者天国になっています。
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    ・テント村で掘り出し物を探す人達
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    ・抽選会場には人間国宝の姿も!
by yamauchi-bizen | 2007-10-21 19:34 | 陶芸 | Comments(8)

南風庵 ホームギャラリー

 京都府在の染織家、戸田露子さんが実家(玉島乙島)を改修して「南風庵」という別荘風ギャライー(?)にしています。
ご自分の作品と、友人の滋賀県で作陶している、八田富釉さんのとの二人展の案内をいただきましたので行ってきました。

 特に今日、岩田 英憲 さんのパンフルートの演奏会があるので、その時間に合わせました。

 戸田、八田 両氏の作品もよかったですが、夕闇せまる5時頃からの野外ミニコンサートは、妙なるパンフルートの音色が心に響きとても良かったです。
岩田 英憲 氏は広島市在で、日本初のパンフルート奏者として著名です。今は放送が終わりましたが、NHK・新日本探訪のテーマ曲は氏の演奏です。
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        ・パンフルートを演奏する 岩田 英憲 氏 岩田氏のサイト・風簫の会
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        ・八田 氏の作品
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        ・戸田 氏の作品
 
by yamauchi-bizen | 2007-10-19 23:01 | アート | Comments(4)

箱紐の結び方・2

 長方形の箱には紐穴が左右に2個づつ付いていますが、この様な箱はツヅラ掛けという紐の結び方をします。今回は「左ツヅラ掛け」の箱紐の掛け方を説明します。 茶道の流派、個人によっては「右ツヅラ掛け」もあります。
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・まず、左側の紐も箱の中程に持ってきます。
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・右下の紐を左の紐の上から通して、右上に
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・次に、右上の紐を同じ様に上から通して右下に引きます。
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・次に、右下に来た紐を二つに折って、
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・右上の紐をその下を通して、蝶々結びをを作ります。
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・形を整えて出来上がりです。
by yamauchi-bizen | 2007-10-16 19:44 | 陶芸 | Comments(5)

久しぶりのレンガ積み

 窯焚のとき、下が土ですと足下が安定しましませんので、窖窯の前を、使い残していた中古レンガを敷きました。

 昨年の窖窯作り来、久しぶりのレンガ積みでしたが、楽しかったです。
かの、ウィンストン チャーチルの趣味が、レンガ積みだったわけが分かった気分です。
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・レンガ厚の1.5倍ほど掘り下げて、掘った土を篩ってレンガの下に敷き、積んでいます。(レンガ下には砂を敷くのがベストですが)
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・40個のレンガを敷いて、出来上がりです。
by yamauchi-bizen | 2007-10-14 10:04 | 陶芸 | Comments(11)

天坊 昌彦 作陶展

 大学の同級生・天坊 昌彦 氏の個展が岡山高島屋で開かれています。

氏は高槻市在で、青白磁の精緻な器をはじめ、灰釉風な陶器、焼き締め陶までこなして多彩な作品を作っています。

 昨日、見てきましたが、独特の雰囲気を持って作品で、見応えがありました。
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             ・会期/10月10日(水) ~ 16日(火)
             ・会場/岡山高島屋 7階 美術画廊

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            ・会場風景
by yamauchi-bizen | 2007-10-12 14:43 | 陶芸 | Comments(2)

箱紐の結び方

 先日、アーネストさんのコメントでご要望(?)のありました、箱紐結び方講座をのせさせていただきます。

 紐は真田紐で、箱の形状により「四方掛」と「ツヅラ掛」の2種類の結び方がありますが、今回は角が左にくる「四方左掛」の結び方です。人によっては角が右になる「四方右掛」に結ぶ場合もあります。

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・まず、紐の角を左にもって行きます。上にかかっている紙は箱の保護のための「掛け紙」です。折り目が手前、箱書き面にくるようにします。
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・次に、右の紐を角に上から通して左下にもってゆきます。
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・下の紐も同じように上から通して右上にもってゆきます。
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・二本の紐を一直線になるように斜め上下に引き締めます。
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・左下の紐を折り曲げて
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・右の紐の折った部分をその下に通して、蝶々結びにします。
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・形を整えて出来上がりです。

 次回は「ツヅラ掛」を投稿します。
by yamauchi-bizen | 2007-10-08 18:21 | 陶芸 | Comments(12)

アルミナコーティング

 あまりの暑さのために延び延びになっていた棚板や、ツク(支柱)の掃除をやっとやり終えました。

 掃除をした棚板、約120枚(これは裏表)、ツク、匣鉢などにアルミナを塗りおえるまでに2日間ほどかかりました。

 以前はアルミナ粉末+粉粘土に、ニカワを加えて自作していましたが、今は粉末状のアルミナコーティング剤を売っているので簡単です。
しかし、このアルミナコーティングは異常に塗りやすいので、たぶん、たっぷりCMCが入っているのではと思います。

 アルミナコーティング剤を塗っている写真をアップします。
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by yamauchi-bizen | 2007-10-05 10:36 | 陶芸 | Comments(6)

備前焼 観光ガイド(?)

 昨日は大学の後輩・H氏の指導している、久保惣美術館・陶芸教室のご一行、40数名が備前に来られました。

 私の工房、窯場を見学したいとのご希望でしたが、拙宅には観光バスは入りませんし、40数名は無理ですので、伊部駅前の窯元「一陽窯」、現存する日本一古い登窯と言われている「天保窯」、陶芸材料店などを案内しました。

 備前焼は有名なので、時々このよう機会がありますが、久しぶりの観光ガイド(?)で伊部の備前焼街を歩きました。
 店々には、はみ出すほど備前焼が売ってあり、歩道や橋桁に備前焼タイルが張ってあったり、備前焼だらけで辟易でした。

 「陰翳礼賛」ではないですが、やはり備前は、和室の掛花入1点ぐらいが良いです。しかし、そんな事を言っていては売れませんので、珈琲碗もビヤマグも徳利もなんでも、備前焼が良いですよ!
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         ・一陽窯の売店で
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         ・天保窯、横の坂道で
by yamauchi-bizen | 2007-10-02 10:05 | 陶芸 | Comments(4)