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火屋(ほや) を作る

 今日は、香炉の火屋(ほや)を作りました。
火屋は、香が燃える空気の出入りと、香の立ち上るための穴を切り抜くので、薄く水挽して、均一に削っておきます。
 
 ・ 火屋と、切り抜き専用の剣先です。剣先は金切ノコ刃で作り、竹の柄をつけています。
火屋(ほや) を作る_c0081499_21241366.jpg


 ・ 切り抜き易い固さにするために、箱に入れてゆっくり乾燥させます。
火屋(ほや) を作る_c0081499_21264891.jpg

by yamauchi-bizen | 2010-03-21 21:32 | 陶芸 | Comments(8)
Commented by ishidenen at 2010-03-22 08:59
火屋という意味再確認しました。

ところでランプの火屋という意味もありますよね。
また三陸のグルメ「ホヤ」も連想します。

調子に乗ってペンタックスを傘下に置いた光学メーカー「HOYA」もランプの火屋関連かと思いましたら保谷市(合併で西東京市)がらみでした。(残)
Commented by okadasakura at 2010-03-22 09:18 x
別便でお世話になっています。感謝。煙出しのデザイン、幾何学的で芸術的。スバラシイ。当方,香は、金属製時代物の柄香炉を使用しています。
Commented by yamauchi-bizen at 2010-03-22 20:06
Ishiden亭主殿、ホヤの色々をありがとう御座いました。ほ-やなぁ!

okadasakuraさん、褒めていただき有り難う御座います。
時代物の柄香炉ですか! 香炉は、使用目的、形、材質色々とありますね。
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2010-03-23 00:12 x
何しろ茶碗屋という位で、香や香炉などと言う雅な世界とは、甚だ縁遠い生活です。それでも薪窯のSPF(トウヒ、松、モミ)材を割っていると、樹脂が固まった部分を時々あり、とてもよい香りがします。これが南の国の木に有れば、やがて香木になるかもしれないものか?と思ったりもします。
Commented by 足柄山の天狗 at 2010-03-23 07:47 x
これは、几帳面な山内さんでなくてはできませんね。いいかげんな陶芸家は、作らないテーマですね。見ていて楽しいです。
保谷市には、行ったことがあります。関係ないか。(笑)
Commented by yamauchi-bizen at 2010-03-23 20:02 x
茶碗屋さん、私も香炉は売るために作るだけで、香炉を使うような生活をしていのではありません。せいぜい、仏壇の線香ぐらいのものです。

足柄山さん、香炉は高価なので、陶芸家と称する人はよく作りますよ。(なかなか売れませんが) 又、香炉は香が燃えれば良いので、色々な形もあります。
Commented by ceramistbamboo at 2010-03-23 21:13
香炉の火屋ってデザインが難しいですね。
僕は、茶室で使う高価な香炉ではなく、最近はマンションの玄関などで
使う、安価な香炉を作っています。その方がデザインも自由ですし。
備前では剣先と言うんですね。瀬戸ではハバリと言っています。
最近は、超硬カンナ(タンガロイ)を使っています。
Commented by yamauchi-bizen at 2010-03-24 20:02 x
Bambooさん、私の香炉も、安価です。
ハバリという言葉は初めて聞きました。「刃針」でしょうか。
備前の土は、肌理が細かくて(粒子が小さい)、ねばるので超鋼カンナは使えません(私は)。市販のカンナも厚すぎてうまく削れませんので、昔ながらに、帯鉄で作っています。
次は、カンナを作るところをアップします。
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