刃物を研ぐ砥石の面は常に真っ平でなくては巧く研げません。
どうしても砥石の中ほどで研ぐようになるので、中ほどが凹んできます。 時々修正(面直し)する必用があります。
私は、粗砥で直したり、コンクリートブロック面を使って直したりしていたのですが、サイトに100均で売っている砥石で修正砥石(面直し砥石)を作る方法がでていましたので、作ってみると、とても使い良いので、もう一ッ作りました。
作る過程をアップします。
カンナや、ノミは砥石の水平面が少しでも狂うと研げませんので、包丁やナイフを研ぐ砥石とは別にする必用があります。
そして使ったら、中砥と仕上砥を摺り合わせて常に水平面を保つようにします。
・ 100均で売っている、GC(グリーンカーボン)系の砥石で、♯120目と、♯320目の2面が貼り合わせてあるやや小さめの砥石です。(250×50×25㎜)
・ 今回は、320目の面を使いました。レンガを切るダイアモンドカッター刃で、格子状に溝を切ります。この溝が有ることのより、砥石への食いつきがよくなります。
・ 出来た修正砥石です。使う前に充分水を吸わせておきます。
・ この様に砥石の面を擦ると、簡単に平になります。
※ もちろん、自作しなくても修正砥石は売っています。