私の住んでいる、坂根地区は備前市の西端に有る小さな集落ですが、山陽道が通っていたので道標などの石碑があります。
必要があり、少し調べました。
・ 熊山登山道(権現道)に有る、道標です。、正面に「従是熊山道」、東側面「宮まで四六丁」、西側面「元文丁己年 施主 二日市村 九月廿四日 善九郎」と書かれ、1737年(元文丁己)に作られたことがわかります。
道の反対側には、立派な石灯籠(常夜灯)が有ったそうですが、80年ほど前に盗まれたとの事です。 ・ 畑田に有る、開墾記念碑です。銘文を読んでみると、水利、交通の悪く、薄荷、干瓢などしか出来ない荒廃地を、岡山県の奨励で大正10年、耕地整理組合を作り、費用2万6千円をかけ、大正13年に完成、総面積14町2反8畝で、昭和
9年、組合を解散するのでこの記念碑を建立と、漢文で書いてあります。
銘文です。
・ 旧国道沿いにある道標で、折れていますが正面に「明治一四年五月 岡山縣」側面に「距高屋管轄境一八里廿六丁」。 ・坂根八幡宮境内に有る「五角柱地神」、天照大神(アマテラスオオミカミ)、大己貴命(オナムチノミコト)、小名彦命(スクナヒコノミコト)倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)、埴安媛命(ハニヤスヒメノミコト)の五神が書いてあるとされていますが。 ・同じ境内にある、石垣の扇面。石工の遊び心だと言われています。何処にあるか、わかりますか。