時々、チェーンソーを使っていますが、チェーンソーは目立てが肝心できちんと出来てないと切れません。
長年かかって、やっと上手くできる様になったので、目立てについて書きます。
私は排気量30ccの小型の物を使っていますが、刃が切れるとかなり太い材でも簡単に切れます。
まず、きちんと固定する為の目立てクランプと、ヤスリの当たるヤスリホルダーを使います。
・ 目立てクランプを使って、この様な台を作りました。下にあるのがヤスリホルダーです。
・ この様に、ガイドバーを挟んで固定します。
・ ヤスリホルダーをつけた丸ヤスリで研いでいます。ヤスリが切刃にキチンと当たるので正確に研げます。又、両手が使えるので安定して研げます。
・ チェーンソーの刃は後ろにやや傾斜しているので、刃が小さくなるとディプスを調整(削る)必要があります。ディプスゲージを使って高さを測り、出ていたら平ヤスリで削ります。ディプスゲージと、刃の前にあるディプス(赤い↓)です。
※ チェーンソーの刃が切れなくなってから目立てをするのではなくて、切れが落ちたと感じたら目立てをする事が必要です。切れない刃で無理をしていると、刃が焼け付く事があります。こうなったら、普通の丸ヤスリでは研げなくなります。