薪ストーブの煙突掃除、燃えカス掃除

 昨年末に購入しました薪ストーブは順調に燃えて、仕事場は室温25℃前後の毎日ですが、先月末頃から燃え具合が悪くなり、初めての煙突掃除をしました。

 ビックリするほどの煤の量でしたが、掃除自体は思ったより簡単でした。年に1,2度の煙突掃除が必用、と聞いていたのですが、これでは1ヶ月に1度はしなくてはいけないようです。

 少し、調べて見ると煤は水平煙道に溜まるので、水平煙道をなるべく短くするか、斜めにすればよいそうですが、私の場合は3.5mもあります。

 一方、燃えカス(灰と消し炭)の掃除は毎朝の日課で、灰と炭は篩い分けて保存しています。灰を使う予定はないのですが、釉薬の原料(土灰)になると思っています。
消し炭はある程度溜まると、レンガで囲った簡単な装置の中に入れて、火をつけて灰にしています。

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              ・これが1回分の燃えカスです

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              ・消し炭と灰は篩い分けしています
by yamauchi-bizen | 2008-02-02 18:40 | その他 | Comments(12)
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2008-02-02 19:09 x
煤掃除お疲れさまでした。灯油やガスのストーブに比べ、この掃除は勿論、燃料調達や火の世話、残渣の灰や炭の処理、どれもそれなりの手間がかかりますね。それでもそれを厭わせない、圧倒的な温かさや楽しさが有りますよね!・・・そうでしょう?やきもんやさん!
Commented by ishidenen at 2008-02-02 19:44
そうですか、やはり掃除のサイクルが短そうですねえ。ずぼらな私には少しきついかな。今はいろいろ考えているだけですがね(笑) ファーム人さんはこのストーブ狙っているようですよ。
Commented by okadasakura at 2008-02-02 19:57 x
本当にコマメな作業。暖かさを保つためには、その裏に、隠れた仕事があることが、わかります。当方、石油ストーブですが、2~3日に1回、
重いタンクを運びます。シンの掃除は、サボリがち。
Commented by yamauchi-bizen at 2008-02-02 21:42 x
茶碗屋さん、自慢するのではありませんが、我々の仕事は手間暇かけないと良い物は出来ませんので手間をかけるのはお互い平気で、考え方によっては楽しいですよね。

Ishiden亭主宅は新築ですので、屋根を貫通する煙突にすると良いです。煤が溜まらないと思います。壁の場合でも斜めに抜く用具があります。

okadasakuraさん、私は掃除が好きというわけではありませんが、汚いのが嫌いなので、せっせと掃除をしています。
Commented by ceramistbamboo at 2008-02-02 23:37
やっぱり煙突掃除はかかせませんね!
ウチも水平部分があるので、1シーズンに1~2回します。
今年は寒いので多そうです。
灰は全部水簸して釉薬に使っています。自給自足です。
広葉樹の硬木を使うと消し炭はあまりできませんよ。火持ちもいいし。
針葉樹はすぐに燃えて暖かくなるのが早いですが、
火持ちが悪いのと最後に消し炭ができるのが難点です。
Commented by yamauchi-bizen at 2008-02-03 08:54
Bambooさん、針葉樹は火持ちが悪いとは聞いていましたが、消し炭が出来るのは知りませんでした。前にも書きましたが、燃料は建築木材加工工場から出る、北米産SPC材の端材ですので、完全に針葉樹です。
Commented by 足柄山の薪ストーブ at 2008-02-03 10:24 x
山内さん、水平部分が3,5メートルとは長いですね。我家のえんとつを今図ってみましたが、約1メートルです。えんとつの直径が20センチと太くしたため、えんとつ掃除はほとんどしなくてもいいです。その代りムササビガ進入します。(笑)
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2008-02-03 16:36 x
茶碗屋の燃えカスは、3種に別けています。灰と炭と釘です。炭はストーブに再投入。釘は不燃ごみ処理、灰は鉄粉混入が多そうなので、一時保管です。使うとなると、脱鉄機でも要るでしょうか?やきもんやさんのSPF材灰は鉄粉が少なそうですね。
Commented by yamauchi-bizen at 2008-02-03 19:26 x
足柄山さん、私は仕事場の中央に設置していた灯油ストーブの煙突をそのまま使いましたので水平部分が長くなりました。ムササビが入るのが理解できません。足柄山の煙突は外部垂直部分の先端はどうなっていますか。私のは雨が入らないようにH型になっています。

茶碗屋さん、確かにSPF材は鉄分の少なさそうな色をしています。茶碗屋さんの鉄粉混入灰は鉄分の必用な「黄瀬戸」にでも使ったら如何ですか。しかし、鉄粒が出たら大変ですね。
Commented by 美濃の茶碗屋 at 2008-02-04 00:22 x
茶碗屋の灰は、木箱や廃パレットの釘が焼けて出る、鉄粉(粒)を多く含んでいます。このまま釉薬に使うと、きっと大きな鉄ハゼが出るでしょう。元々、松や杉材が主なので、鉄分の少ない栗や楢より、ずっと鉄分は多いと思います。水簸時、磁石で鉄粉を除くのが良さそうです。その内、トライしてみます。
Commented by 足柄山のえんとつ at 2008-02-04 11:19 x
山内さん、えんとつのてっぺんは、T字型です。
それにしても美濃の茶碗屋 さんコメントは、多くて楽しい!(笑)
Commented by yamauchi-bizen at 2008-02-04 15:16 x
茶碗屋さん、私は原土置き場のトタン屋根が腐り、錆が原土に混じったことがあり、強力磁石で取り除きました。しかし、強力磁石は高かったです。

足柄山さん、そうか!ムササビは空を滑空するので、T字型煙突に巣が作れるのですね。
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