岡山県天神山文化プラザで開かれている「金盛 秀禎 彫刻展」を見に行ってきました。
さすが文化プラザの企画展だけあって、広々としたスペースに沢山の作品が展示してありました。 ご本人は不在でしたが、奥方にお会いして、少し喋りました。 作品は副題の「子供の詩」のように、ほとんどが子供をモチーフにしたものです。 鳩など鳥や、半具象の男などはありましたが、彫刻作品によく作られている女性像は見あたりません。 金盛さんは女性は苦手なのかな?と思いました。 会場の写真をアップしておきます。 ![]() 家族のように展示された作品群 ![]() なぜか、この作品のみが彩色してありました #
by yamauchi-bizen
| 2006-07-19 21:12
| アート
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我々、やきもんやサンが使う道具に燗風呂(カンブロ)というものがあります。
ロクロの左側に置いて手水を入れますが、別に燗風呂でなくても水が入ればいいのでプラスチック製のバケツなどを使う人が多いのですが、私はこの燗風呂を使っています。 古くは酒の燗するのに使用した桶で、銅製の筒と、蓋がついていて筒には炭火を入れて水を温めていました。 ロクロ職人が寒期に手水を温めるのに、この燗風呂を転用したものと思います。 桶や樽などの木製品はプラスチックなどの化学製品に取って代わられてしまいましたが、この燗風呂は今でも陶芸材料店で売っています。 名前は燗風呂ですが、炭火を入れる部分は無くなっています。 下に私が使っている燗風呂の写真と、昔の陶芸雑誌に載っていた燗風呂に図を載せておきます。 ![]() ![]() 先日、この燗風呂について知人と話している時、「はっしゃぐ」という言葉が出ました。岡山の方言で、桶や樽が乾燥していて、入れる水などが漏れる状態のことを言います。 ところが松江出身の愚妻はこの言葉の意味がわかると言います。 岡山でも街の人や、若い人は、はっしゃぐの意味は知りません。まぁ、桶や樽は使わないので当たり前かも知れませんが。 サイトで検索してみると、「はっしゃぐ」方言として使う地方に、富山県、大阪市、香川県などが出てきました。その中の説明に、はしゃぐ(乾燥する)がなまった言葉、とありました。 広辞苑で調べてみますと、「はしゃぐ」の意味は、今よく使われている 「調子に乗って 浮かれ騒ぐ」のほかに、「乾く 乾燥する」と出ていました。 岡山の方言だとばかり思っていた、「はっしゃぐ」という言葉は「はしゃぐ」のなまったものだったのですが、「はしゃぐ」を乾燥すると言う意味で聞いたことはありませので、もう使われなくなった古語であろうと思われます。 #
by yamauchi-bizen
| 2006-07-19 10:05
| 陶芸
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雨が降り続いていますが、庭の池にスイレンが咲いています。
10年ほど前に伊部の大ヶ池にあったのを冬の間に採ってきたものなので、睡蓮(スイレン)と言うより、未草(ヒツジグサ)と言った方が良いのかも知れません。 睡蓮と言う名の如く、午後4,5時頃になると花が閉じて、明朝咲きます。 池にはスイレンのほかに、河骨、大賀蓮が鉢に植えて沈めてありますが、冬の間にしなければいけなかった施肥、土の入れ替えをさぼった為に勢いが悪いです。 ![]() #
by yamauchi-bizen
| 2006-07-18 10:52
| 自然
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大学の先輩であります、金盛 秀禎 氏の個展が開かれています。
県天神町文化プラザ(旧・文化センター)の企画展です。 興味のある方は見て下さい。金盛 氏は川崎医療福祉大教授をなさっています。 ![]() ・会期/2006年 7月14日(金)~23日(日) (月曜休館) ・ 会場/岡山県天神文化プラザ第3・第4展示室 (岡山市天神町8-54/℡ 086-226-5008 岡山県天神文化プラザでは、新しいシリーズの企画展を スタートさせませました。その名も「天プラ・セレクション」 選りすぐりの個展を開催します。 今回は、金盛秀禎 氏の15年間の活動を振り返ります。 #
by yamauchi-bizen
| 2006-07-16 21:04
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流行のブログを作れば、とお仲間に誘われて始めました。
タイトル通りに備前焼を作っています。 まぁ、ボチボチやりますのでよろしくお願いします。 手始めに最近焼いた拙作の写真をアップいたします。 ・備前 緋襷三足花器(径20.0㎝×奥行15.5㎝×高14.5㎝) マーブル状の模様のでる原土で手捻りで作り、サヤに入れて緋襷焼成しました。 ![]() ・備前 窯変鎬三角花入(径16.5㎝×高24.0㎝) ロクロ成形の後、3角形に変形してナイフ状の鉄へらで鎬ました。焼成はウドでの窯変(熾きがかかる状態での焼成方法) ![]() ※ウドとは備前独特の呼び名ですが、登窯の第一室のことです #
by yamauchi-bizen
| 2006-07-16 19:30
| 陶芸
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